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復興支援体育指導

今日は、震災復興支援事業で、母校の福島県南相馬市立原町第三小学校の体育指導に行きました。
今回は1、2年生ですので、震災当時は産まれたから、産まれていないかくらいですので、体力的な被害は比較的少ない学年です。
放射線という意味ではなく、体力的な視点で、一般の子は身体を動かした方がいい時期に、外で動かせたかどうかを私は判断基準にしています。
という事で、この子達の年代は、どう身体を動かす事に興味をもってもらうかがポイントです。
あと、全国的な問題の集中力の低下です。
指導していても、普通に喋りかけてくるのも現代的な特徴ではないでしょうか?
とはいえ、それは問題ではなく、皆持っている特徴と言えます。
子供なら、チョロチョロするのは当たり前だと思いますので、その度合いが高いだけかなと思います。
今回は「喉かわいた〜」と毎回指導している時に言ってくる子に焦点を当てました。
夏場なら脱水にならないようにと気を配りますが、今回はまだ始まって10分。汗もかかない、寒い体育館です。
最初は無視して話を続けましたが、3回目で指導を一旦止め、「唾を飲んで我慢しなさい」とみんなの前でその子に伝えました。
下手をすると訴えられかねない対応です。
そのあと、何故かを伝えます。
「マラソンのエイドステーションでは場所が決まっていて、水が飲めない場所がある、その間は我慢が必要。飲みたいと思っても水はないでしょ?
ほかにもスポーツしてたら、足がきつい、呼吸が苦しいと悪魔のささやきが来ます。
その度に辞めていたらどうなりますか?水飲んだら、今度は別のささやきがやってくるよ」と。
その子はその後キリッとなり、最後までしっかり走っていました。
子供は未知数です。
この子はそういう子だから、集中力がないから…と片付けてしまえばそれまでです。
何か改善の方法はあるはずです。
集中させる話術、内容もしかり。
外部委託として、事故は避けなければいけないので、水は飲ませたいところですが、原因がちょっと違うなと思い、今回はこういう指導をしました。他の子たちも、静かに聞いてくれました。
この復興支援の体育指導はかなり頭を使いますし、疲れます。
その分、貴重な勉強をさせてもらえますね。

写真は走りまくって、疲れた子供たち。
旅費を支援して頂いている株式会社アシックスさん、指導協力して頂いているNPO法人はらまちクラブさん、ありがとうございます。
NSIトライアスロンスクール | permalink | - | trackbacks(0)
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