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ロボット開発

 

このボストンダイナミクス社が作っているアトラスシリーズの2足歩行型ロボット、以前からチェックしていましたが、先日動画が発表され、バク転ができるようになっています...

 

この動き、かなり忠実に人間の動きを再現しています。

 

足だけではなく、上半身の補助がうまい!

 

ついにここまできたか!という驚きです。

 

高効率動作を研究するにあたって、人間の効率的な動きをロボットに置き換えるとしたら...といつも考えてフィードバックしていますが、ここまで進化してきたのは凄いですね。

 

本当は、肋骨まで再現しておかないと、こういう動きは無理と思っていましたが、脚部、腰部、腕部で瞬時にバランスをカバーできているので、ろっ間が動かなくてもロボットの場合大丈夫という考えです。

 

そこまで、センサーとコンピューターの処理能力も上がっています。

 

人間は、ろっ間が動きますので、訓練をすればこれがより簡単になりますが(私はできませんよ)、逆に人間でろっ間が固まっているとこの一見しなやかな動きは無理ですね。

 

あとは、この両足ジャンプ、バク転から比べると、2足歩行はまだまだ開発途上と言えます。

 

それだけ、片足を上げるという動作は、ロボット的に難しくなっていきます。ここでは書けませんが、ある重要な部分が再現できていないからです。

 

その動かす関節を作っていないロボットもあれば、作っているけど、動かせていないロボットもあります。

 

このアトラスの場合、他の動画では動いていますので、あとはプログラミングで対応可能かもしれません。

 

この反面、実はアシモの方が、少しですがそれを再現できています。

 

もちろん、人間でもそれを行う難しさは一緒です。

 

歩くのはもちろん、走ることにも難しさが伴っていきますので、より研究をしていかないといけないということは、このロボット開発から見ても断言ができます。

 

その動きができれば、足の故障はかなり減らすことが可能です。

 

ふくらはぎの肉離れ、足首の慢性捻挫、シンスプリント、腸脛靭帯炎、ひざ関節の炎症、アキレス腱炎、足底筋膜炎、全てのパターンには当てはまらないですが、ある部分の動きによって改善できた例の一例です。

 

これらの全て、私の経験する故障歴と、動き修正から導いた改善歴です。

 

ロボットの開発でここまでやられると、悔しい!という気持ちですね。

 

再現できているということは、それを導けた考えがあったということですから。

 

ロボット開発対、私の高効率動作研究、まだまだ競っていきたいと思います。

 

JUGEMテーマ:トライアスロン

 

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