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日本選手権終了

 

ショートのトライアスロン日本一を決める日本選手権に、10年ぶりに出場しました。

気温17度なのに、水温は20.2度でウエットスーツ無しの厳しい条件。

しかも冷たい雨...

2週間前はラブトライアスロンで連日徹夜作業、この日本選手権に向けたトレーニングは、1週間前からしかできない状態。

こんなはずでは...と大会の準備段階から焦りがある一方で、社会人としてはどうしても優先させなければならない仕事の内容。

そんな状態での出場でしたので、逆にできるところまでやってやろうじゃないか!という得意の反骨精神がメラメラと湧き上がって来ました。

この1週間では、どうスピード練習であがいても付け焼刃になり、また肉離れを起こしやすい×華麗⚪加齢な状況であるので、ゆったりと距離をこなすだけ。

バイクは、ロング仕様のcerveloP5から、ショート仕様のcerveloS3を東商会さんより借りて乗り換え。

ロングでは、BBより前に出す前のりポジションなのに対して、ショートエリートの規定はBBより5cmバックさせるという体の硬い私にとっては超きついポジション。

現役時代ではそんなルールがなかったので、それに対応させるのに苦労しました。

腰が痛いの何の...

でも、しっかりとS3の軽さでカバーしてくれました。

さて、レースは...

スイムはほぼ全員スイムのウォーミングアップをする中、じいちゃんは皆んなのアップをじっくり見て身体を保温。

その代わり、どこが最適なスタートポジションかを見定める。

ここだ!と思った場所を決める。

スタート整列の時間。

近くのトイレは激混み...

だが、下見しておいたトイレに移動して、そちらはガラガラ。

直前の軽量化に無事時間通り成功。

既に並んでいる最中に、アップをした選手の中には、ブルブル震えている選手が。

やはり寒かったようだ。

こちらはノーアップだが、気合いで乗り切る!

スタート位置は、誰もまだ取っていなくて、予定通りの大外。

こちらは誰も取らないだろうし、バトルが回避できるので、じいちゃんクラスには身体に優しい場所である。

スタート前にライフセーバーが、10m先で何やら叫ぶ声が。

「ここに岩があるので、外側の選手は入ったら内側に向かって泳いでください!」

何!

それを早く言って...

もうポジションを取ってしまったので、時間をロスするが、岩場を回避してから泳ぎだすしかない。

かなり浅くて、女子選手はそこで顔を切った人もいたらしい。

周りにいた選手にそのように動くしかないよな...と確認して、同じ行動をするように確認をする。

無駄なバトルを避けるために。

 

いざ、スタート!

 

予定通り、その大外の周辺の選手は遠回りして一旦内側に入って、それからまた戻るような形で外側にいく。

出だしは好調で、200m過ぎてポジションを確認するとトップ20くらいの位置。

10年前であれば、トップ集団を形成するあたりに位置しているが、今は42歳の最年長クラス。

そんなことをすると、オリンピック候補になってしまうので、それでも上出来。

そこから、中を見ると案の定鮭の遡上状態で、選手がピチピチ当たっているのが見える。

これは身体に毒なので、そのまま大外で体力温存。

もちろん、大外は1つのブイを回るのに10番くらいポジションを落とすが、それは計算のうち。

第1ブイを周り、第2ブイを周り、第3ブイを回って50位くらいから、ヨーイドン!

一気に加速して前の集団を追う。

そこでは皆バテて来ているので、抜きにかかる。

そして大集団のケツで上がって2周目へ。

2周目はそのポジションを維持し、バイクへと移る。

バイクに移ると、おおこんなところにいるのか!と、400mの認定記録会で私より20秒から30秒速い選手がわんさか。

練習不足、加齢をテクニックでカバー。

バイク乗車直前、横で乗ろうとした選手が吹っ飛んでくる。

こんなところで何でこけるの?とかなり焦ったが、それを避けて乗車。

少し時間をロスしたが、鼻水、よだれを垂らしながら、シューズを履けずに前を追う。

後続が合流し、10人程度の集団を形成。

安定して来たと思った瞬間、1周目を終える時に先頭がコースミスをして、左折しないといけないところを直進。私と平野選手はコースを知っていたので左折して2人で走行。

2人では前の大集団は追えないので、走りながら後ろを待つ

かなりのタイムロス。

しばらくして、再形成されるが、後ろから来たバイク速い選手に集団が崩れ、じいちゃんの脚は限界を超える。

立ち上がるたびに全速力。

冷えた雨が追い打ちをかけ、身体がガチガチになる。

それで集団を1つ、1つと落とし始める。

今回のレースは、バイクで周回遅れになると失格になるので、必死で逃げる。

結局最終回まではトップからラップされずに逃げ切るが、最後の関門でタイムアウトになってしまった。

よって、そこでランへは進行できずに終了。

出場者60人で、完走できたのは約半分。

あと少しでランに行けたが、これも今までの練習がそこまでという結果だろう。

やはり、練習している身にはミラクルは起きるが、練習していない身にはミラクルは起きない。

だが、練習できなかったという状態で、スイムではまずまずの結果。

メインはロングなので、ショートのスピードについていくのはやはりきつい。

陸上のマラソン選手が、10kmや5kmのトラックのレースに出るようなもの。

それで結果を残すのは至難の技である。

しかし、スピードもロングでは必要なので、いい勉強になった。

今回は、「そんな甘っちょろい走りではダメだ!」と若者を叱りに行ったが、ボコボコにされて帰って来たじいちゃんとなった。

思えば今年は厄年。

今年は、五島長崎のロング大会の翌週に近畿ブロックの日本選手権出場権利をかけたショートの選考会があった。その日程にもチャレンジしたし、この日本選手権にもチャレンジして来た。

トライアスロン以外では、相馬野馬追の馬に乗って旗を取るお祭りに2年ぶりに参加しチャレンジした。

またラブトライアスロンでは、900人にも及ぶ大会運営にもチャレンジして来た。

ストレスのかかること、あえてやらなくても...という声があるが、いやいや、辞めるのは先でやればいいこと。

私にとっては、今はまだまだ色々やってみて、修行を積む時だと考える。

なぜこの日本選手権にチャレンジしたんですか?とよく聞かれるが、そんな明確な理由はわからない。

「ただ、やってみたいから」

答えはシンプルである。

野馬追もそう。大会運営もそう。

しかし、身体には気をつけながら、ほどほどには自分のモットー。

きつそうだなと思っても、どこかに余力は残しています。

これで、今年のトライアスロンレースは全て終了しました。

また来年もご声援を宜しくお願いします。

 

写真は江川様より。

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